ヨーロッパ周遊旅行: イギリス編

shishi.hatenablog.jp

3ヶ国目、イギリスです。

7日目

フランクフルト観光を楽しんだ翌日にフランクフルト空港からロンドンへ向かいます。フランクフルト空港はルフトハンザのお膝元、ドイツで一番活発な空港です。つくりの非常に良くない、よくある巨大空港です。徒歩がめちゃくちゃ増える設計。ちなみにここでこの旅行でたぶん唯一の人種差別野郎に会ったおかげでドイツに対する心証がとても悪くなりました。

それはともかくとして、ANAがスターアライアンスという航空連合のゴールドの資格を既存会員から剥奪しようと動いているため、たぶんこれで最後の、スターアライアンスにおけるエコノミーだけどビジネスラウンジが使える資格を使ってきました。ヨーロッパ間の移動ってビジネスクラスにしても隣が空いてるだけのエコノミー席なので、全然ありがたみがなくて買う気にならんのですよね。

移動に特に問題はなかったのですが、フランクフルト空港では貨物の検疫の失敗なのか、マラリアが発生して死者まで出ており、僕はフランクフルト空港を訪れてから1週間後に発熱したため、マラリアの疑いも出てしまい、日本に帰国後ちょっと大変でした。ドイツはいい加減な国だなと強いイメージが付きました。実際はロンドンでもらってきたインフルエンザでした。

ロンドン

まあとにかく、ロンドンはヒースロー空港まで到着しました。ヒースローもまた面倒な作りの空港ですが、ヒースローエクスプレスははやい。市街地まで15分です。これは良いですね。あとイギリスに入って一番嬉しいのは英語です。読める!!!!!なんて書いてるか分かる!!!!!フランスみたいに英語で話しかけて無視されるかもなんて思わなくてもいい!!!!!随分気が楽になりました。

ヒースローから15分のパディントンという駅のそばの、ヒルトンロンドンメトロポールというところに1週間泊まりました。どこに行くにも便利が良く、フランスのヒルトンと違ってフレンドリーかつ仕事もしてくれるスタッフたちでした。また使いたい。

ロンドン観光

ロンドン到着してやはりすぐ観光に向かいます。タイムイズマネー。

サザーク

Borough Market 1

Borough Market 2

Borough Market 3

Borough Market 4

マーケットをまわりながら昼飯を食べ、牡蠣を食べたりドーナツを食べたりします。まあまあうまい。

マーケットに隣接してあるサザーク大聖堂にも行きました。Southwarkと書くのですが、どうしてもサウス…が頭についてしまいません?

サザーク大聖堂

サザーク大聖堂のシェイクスピア

偉大なシェイクスピアはちょっとでも由来があればもうとりあいのように各地に展示があります。ここはシェイクスピアが暮らしていた教区に位置する大聖堂であったようです。

ゴールデンハインド

そこからまたすぐの範囲にゴールデンハインドの復元船があります。知ってるひとはそんなにいないかな?初めて生きて自分自身で世界一周航海を成し遂げた船長フランシス・ドレイクの船です。この復元船は実際に世界一周をさせたらしいです。内部に入ることができるので、入ってみましたが、こんな小さな船で何年もかけて、できるかどうかもわからない世界一周ができたというのは、船長はもちろんのこと、船員も並外れた精神力だったのだろうなと思います。ちなみにフランシス・ドレイクはFGOでもおなじみですが、実際はエリザベス1世公認海賊で、世界一周は当初の目的ではなくて、スペインを襲いつづけてついでに逃げたらできてしまったらしい。

ゴールデンハインド 1

ゴールデンハインド 2

ゴールデンハインド 3

ゴールデンハインド 4

そこからテムズ川沿いを散歩し、シェイクスピアで有名なグローブ座がかつてあったところや、今のグローブ座を見たりしました。

かつてグローブ座があった

現グローブ座

んでもってミレニアムブリッジとセントポール大聖堂の写真を撮ったり。僕は知らないんですがこの構図でハリーポッターの映画にも登場したとか。

ミレニアムブリッジとセントポール大聖堂

時間がちょっとあまったので行く予定のなかったテート・モダンにも行きました。現代美術館です。現代美術はもうほんとになにがなんだか分からない。どれも超有名作らしいのですが、なんも主張も分かりません。現代美術を見るとああ自分には美術を解する心がないんだなあと自信なくなります。

テート・モダン 1

テート・モダン 2

テート・モダン 3

帰りにちょっとパブに寄ってこの日は終わり。

8日目

ロンドン塔

ロンドン塔といいますが、城砦です。歴代王がいくつもの塔などを増築して城砦になりました。全然思ったよりも見応えがあって、展示にも工夫があり、ここまで巡ってきた諸国よりちゃんと観光をさせようとしている…!!となりました。今でも元気の近衛兵さんたちの住む居城だそうです。

歴代王の鎧や武器、本物の歴代の王冠や宝石など様々な展示があり、予定してたよりも時間のかかる、うれしい誤算でした。

ロンドン塔 1

ロンドン塔 2 フロムゲーに出てきそうな兵士オブジェ

ロンドン塔 3

ロンドン塔 4 Fateでもおなじみリチャード1世が建てたというBell Tower

タワーブリッジ

ロンドンといえばタワーブリッジ。世界有数の都市のアイコン。しびれます。 タワーブリッジの上の橋の一部はガラスになっています。大丈夫だと分かっちゃいても恐いもんは恐い。

タワーブリッジ 1

タワーブリッジ 2

ロンドン橋

めちゃ地味ですが、これが現役のロンドン橋です。童謡のロンドン橋に歌われる通り何度も掛けかわっています。

ロンドン橋

ビッグベン及び国会議事堂

タワーブリッジと並ぶロンドンを代表するアイコン。かっこいいゴシック建築。しびれます。 Fate的にも超重要施設であって、ここに数々の重要人物がいるのではないかという妄想が捗ります。グレートビッグベン☆ロンドンスターとか…

ビッグベン及び国会議事堂 1

ビッグベン及び国会議事堂 2

Red Lion

近くの国会議員御用達だというパブで昼食を済ませます。イギリスのビールを飲み、イギリスっぽいパイを食べ、観光に戻ります。

Red Lion 1

Red Lion 2

ウェストミンスター修道院

ロンドン塔で分かってましたが、イギリスは観光施設の歴史の厚みがすごい。いちいちすごい由来があります。このウェストミンスターの修道院もそう。歴代王などの由来がありすぎる。

ウェストミンスター修道院 1

ウェストミンスター修道院 2 特に由来はないけど記念碑があるシェイクスピア

ウェストミンスター修道院 3

ウェストミンスター修道院 4

ウェストミンスター修道院 5

バッキンガム宮殿

バッキンガム宮殿 1

バッキンガム宮殿 2

Rules

ロンドンで一番古いレストランらしい。時期が合致しているので、ロンドンの狩猟文化を代表する鳥、ライチョウを食べました。エジプトで食べた鳩のように、食うのが難しい野鳥でした。うまさより文化を食べた感。ロンドンの物価はすごい。これだけで1万円ぐらいです。

Rules

9日目

セントポール大聖堂

セントポール大聖堂 1

セントポール大聖堂 2

セントポール大聖堂 3

セントポール大聖堂は階段を500段ぐらいかけてロンドンを一望できる塔に登れます。当然登りました。

セントポール大聖堂 4

セントポール大聖堂 5

セントポール大聖堂 6

テンプル教会

パリでも紹介したジャック・ド・モレーでおなじみテンプル騎士団の教会です。

テンプル教会

大英博物館

ルーブルと並び、ここにも数々の本物があります。ルーブルと同じように、夜間開館を利用して1日篭ります。

事前に分かってはいましたが、見たかった数々の収蔵物が展示されていませんでした。グリーンフィールドパピルス、パルテノン神殿のレリーフ…もうしばらく展示されてないようなのでどうしようもありませんでした。

大英博物館 1

大英博物館 2 ギルガメッシュ叙事詩

大英博物館 3

大英博物館 4 メソポタミアの夜の女王

大英博物館 5

大英博物館 6

大英博物館 7

大英博物館 8

大英博物館 9 ロゼッタストーン

大英博物館 10

そしてこの日はバイユータペストリーという特別展にも申しこんでいて、2時間並んでやっと見始めたところ、大英博物館から煙が出たということで特別展を見ている途中で追いだされました。しかし追い出されながら最後までなんとか見てやりました。イギリス滞在中は本当にトラブルが多かったですが、このトラブルはニュースにもなってました。

www.the-independent.com

当然返金されましたが、こういうのも情報を追って請求しないともちろん泣き寝入りなんで、トラブルにあったら取りかえす!!って思ってないとすぐ損します。

10日目

グラストンベリー

この日はイギリス在住の同僚と、グラストンベリーまで遠出です。こういう長距離列車もホテル最寄りのパディントンから出るので便利。グラストンベリーはしっかりした田舎で、uberなどはいないので、この日のためにタクシーを予約していたのですが、前日に一方的なキャンセル連絡があり、確保できなければかなり旅程が終わるというリスクがあったんですが、この同僚のおかげでなんとかなりました。

グラストンベリーはアーサー王の墓があったという伝説があります。まあ実際にその伝説は検証の結果、嘘だということはわかっているのですが、廃墟となった巨大な修道院などもあり、現在は宗教問わず、とてもスピリチュアルな土地となっているようです。

実際には古代ドルイド信仰のような姿をした人たちや、所々に座禅を組んだり、瞑想をしている人たちなど、我々が思っているよりも、スピリチュアルな土地としての方がメインのようで、アーサー王伝説に惹かれてやってくる人たちはとても少なそうに見えました。

Fateではもちろんアーサー王伝説は超重要なので、それだけでもここに来る価値はあるというものなのですが、Fateのアニメ、UBW中では、作中でここが出てくるので、まさに宗教的な意味でも、アニメ的な意味でも、聖地と呼べる二重な意味での聖地となっています。 ここにアーサー王が眠ると言われているのには、アーサー王とギネビアとされる墓が見つかったというだけではなく、グラストンベリー・トーという丘があるのですが、この丘が、アーサー王伝説のアヴァロンのように見えたとされていることもあるようです。

グラストンベリー 1

グラストンベリー 2

グラストンベリー 3

グラストンベリー 4 水より安いアップルサイダー(酒)

グラストンベリー 5 聖杯が沈められたという井戸

グラストンベリー 6

グラストンベリー 7

グラストンベリー 8

11日目

ソールズベリーのはずだったが再び大英博物館へ

この日は @ryoppippi とソールズベリーに行ってマグナカルタの原本を見ようと思っていたのですが、当日の電車が消滅するという、イギリスにはよくあるトラブルにより、大英博物館を追い出されたことがあって途中で他の展示も見られていなかったので、そのリベンジをすることとしました。

合流後、大英博物館へ。無料なのが救い。

大英博物館 2-1

大英博物館 2-2

大英博物館 2-3 アレクサンダー像

大英博物館 2-4

大英博物館 2-5

大英博物館リベンジのあとはりょぴぴとロンドンの一風堂を食べました。海外で食ったラーメンのなかではマシな味なのだけど、海外のラーメン屋や味変をさせる文化がないので、最初からにんにくとかも結構入っちゃってるのは他と変わらず。一風堂なのにもやしもないしね!

National Garalley

その後はちょいコーヒーショップでおしゃべりしつつ、National Garalleryへ。ここにはゴッホのひまわりの5枚のうちの1枚があるのですが、貸出されていることが分かっていたので目的が一つ消失しています。残念。

National Garalley 1

National Garalley 2

National Garalley 3

Dishoom

ここでりょぴぴとは別れ、ロンドンでうまいものといえばインド料理と言われるのでめちゃくちゃ評判のいいロンドンで1番というカレーを食べに行きました。おいしいが、このレベルは日本で食えるなと日本の食レベルの異常さを確認しました。

Dishoom

だいぶゆっくりしたのでラストの忙しい観光の日のための休養になった日でした。

12日目

ウィンザー宮殿

観光最終日。ちょっとだけ遠出して、ウィンザー宮殿に行きました。

ウィンザー宮殿 1

ウィンザー宮殿 2

内部の写真が撮れない観光地はちょくちょくありました。それはそれで実際に見るのに集中できるし、現役宮殿だから仕方ないですね。

そういえば、海外では電車でうるさくしても普通だよ!!!!という言説は良くありますが、ロンドンのひとは嫌なようです。

ロンドン電車広告

V&A

時間はなかったのでかなり急いで目的のラファエロだけダッシュで見に行きました。無料だからできること、ありがとうV&A!!!!

V&A 1 聖ゲオルギウス祭壇

V&A 2

聖ゲオルギウス、または聖ジョージはイングランド王家守護聖人ですが、ジョージアでは国の名前だし、世界各地で守護聖人やってるしで本当に影響力がすごいですね、ゲオルギウスは。FGOで☆1でいいのか。マリア、ペテロ、パウロを除くと聖人のなかでも1、2位を争う有名人やで…

Painted Hall

グリニッジにある、システィーナ礼拝堂にも例えられるPainted Hallの天井画を見にいきました。見学者がそんなにおらず、寝てみあげられるようにソファも設置してあるので、かなり心ゆくまで見られて、満足度はめちゃ高かったです。ただ実質これを見るためにグリニッジまで行って19ポンド払えるかどうかは人による。

Painted Hall

グリニッジ天文台

そしてグリニッジといえば、我々ソフトウェアエンジニアとしてはGMTを忘れることはできません。

GMT

グリニッジ天文台

帰りはUber Boatでテムズ川をクルーズした気分になって帰りました。

Uber Boat

タワーブリッジの下もくぐれます。

タワーブリッジの下

あとはロンドン最後の夜にとこれだけで14000円するディナーを食べました。物価よ。

Roast

13日目

この日は帰りの飛行機で、ロンドン→上海→関空と乗りつぐ予定でしたが、搭乗口にてフライトのキャンセルが告げられました。代替便とホテルの確認をして、また空港外へ戻ることになりました。

フライトのキャンセルはさすがに僕もそんなに経験がなく、これで2度目でした。フライトのキャンセルがあった後は、どういうふうに補償されるかなどを理解していないと、帰ることが難しくなってしまいますので、もし同様にキャンセルに遭われた際には、その場のスタッフを捕まえて、分かるまで話を聞くことをお勧めします。

僕はホテルとフライトが保証されることがわかるまで空港からは出ませんでした。あとは別途保証規定があるので、520ポンドの保証を手に入れることもできました。これも知らないと請求できませんし、かかった実費も請求できることを知らないと、ただ単に損するだけになりますので、今はChatGPTもありますし、とにかくかかった損を何とかして取り返すというマインドが大事です。

ヒースローそばのホテルで一泊して、次の日、振りかえられたヘルシンキから関空に行く予定に備えます。

14日目

早朝5時ぐらいから振り返られた飛行機に乗るたびにヒースロー空港に向かい、ヘルシンキを経由して長いトランジットをして関空までの飛行機に乗ることができました。

15日目

降りる前ぐらいからなんだかしんどくなってきたことを覚えています。降りた時ぐらいまではなんとか食欲もあったのですが、家に着いた頃にはだいぶきつくなってきていて、発熱を自覚しました。

先に述べた通りで、フランクフルト空港ではマラリアが発生したというニュースもありましたので、このタイミングでの発熱はいろんな意味で最悪でした。なので、幸いにして家の近くには帰国後の感染症を見てくれる病院がありましたので、そちらに向かい、マラリアの血液検査もした上で、インフルエンザの陽性が出たので、病状も説明がつきますし、インフルエンザという診断結果をもらいました。

帰国してからも1週間程度はまともに動くこともできない日々となり、大小多くのトラブルとともに、帰ってきてからも発熱というトラブルに見舞われる大変な旅行でした。

ヨーロッパ、特に僕の周ったパリやロンドンは物価が高く、すりやひったくりなども他の国に比べて多く発生するとされている土地です。

多少の警戒はしていましたので、そのおかげもあってか被害に遭うことはありませんでしたが、物価と警戒しなければならないという精神面での疲労もあって、パリやロンドンにまた行きたいなという気持ちにはなっていません。一生のうちに一度見たいと思っていたものはほぼ見られました。展示されてないものはいくつかありましたが…

次の旅行はもうメキシコ、マチュピチュ、ウユニと決まっているのですが、その次あたりは慣れしたしんだ東南アジアでゆっくりリラックスする旅行がしたいなと思います。

ヨーロッパ周遊旅行: ドイツ編

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フランスのストラスブールからそのまま電車でドイツに入国するところからです。

5日目

フランクフルト中央駅

ストラスブールからドイツに入国、そのままフランクフルト中央駅までやってきました。フランスからストラスブールに行く電車のみ定時で出発しましたが、それ以外のヨーロッパで乗った全ての列車は遅延していました。遅延率はほぼ100%なので逆に信頼できます。

これはギリギリに行っていいという意味ではありません。電車はどのホームにくるのか常にギリギリまで決まりませんし、それどころか良く来ません。目的地に遅延1時間で着ければ運が良かった、途中で降りなくて良かったという、そういうレベルでヨーロッパ各地の電車は運営されています。

まあそんなこんなでたしか30分ほど遅れてフランクフルトに着きました。

フランクフルト中央駅

ドイツの駅には改札というものがなく、検札されるかどうかも決まっていません。ドイツで乗った公共交通機関では1度も検札しているのを見たこともありません。それゆえ多くの浮浪者やジャンキーが駅にたくさんいる、特にフランクフルトは良くない…と聞いていたのですが、多少ゴミ漁りの方がいるぐらいでした。危険とされるエリアも見てみましたが、別に普通です。よっぽど日本から来た潔癖症な方たちがジャンキーを数人見ただけでビビりちらかしてしまったのに尾ひれがついてしまったのでしょうか。まあとにかく普通の海外のちょっと安全ではない、わざわざ行かなければいいだけの光景レベルで、普通に気をつけてればいいだけでした。こういう話をすると現実を知らない方がわざわざ危険な場所に行ったりして余計に尾ひれがついてしまうのかもしれませんね。

東横インフランクフルト

密かなこの旅行中の楽しみであった、フランクフルトにある東横インに行きました。フランクフルト中央駅の南すぐで便利です。

東横インフランクフルト

目の前がバスの乗降場所なので、uberを呼ぶと大変なことになります。ちょっと離れて呼ぶと良いです。フランクフルトのuberはパリと違い、すぐ来ますし安心便利。長時間待たされた挙句キャンセルとかされません。

スタッフに日本語話者が何人もいてびっくりです。中国人、韓国人であふれており、東アジアの民同士仲良くやっていこうなという気分になりました。

荷物をおいて夕飯へ。

Daheim im Lorsbacher Thal

Apfelwein

Handkäse

めちゃ分かりにくい場所にあるレストランへ。フランクフルトはアップルワインの産地で、ビールよりも好まれているそうです。なので各地のレストランではひたすらアップルワインを飲んでました。ドイツではきっとみんなそうなのですが、グラスにギリギリまでなんでも注がれてきます。ワインでも水でもビールでも。ドイツの食べ物は割と口に合いました。ただどれもしょっぱいので血圧はやばそう。

6日目

東横インでは白米と味噌汁が朝食でいただけます。助かる。

東横インの朝食

フランクフルト観光

レーマー広場

金の天秤の家

フランクフルト大聖堂

フランクフルト大聖堂 1

フランクフルト大聖堂 2

フランクフルトの尖塔は登ることができます。ただ300段ほど狭い階段を登らなければいけないので体力に注意。大聖堂の入場は無料ですが、この塔は3ユーロ、キャッシュのみです。入口も質素な感じで分かりにくいです。

フランクフルト大聖堂 3

フランクフルト大聖堂 4

フランクフルト大聖堂 5

その後も適当にプラプラとトラムに乗ったり電車に乗って、ドイツらしいメシを食い、アップルワインをがぶがぶ飲んでました。

ドイツらしいメシ 1

ドイツらしいメシ 2

ドイツらしいメシ 3

ドイツらしいメシ 4 ドイツだし最後は一応ビールも

フランスで詰め詰めにしてだいぶ疲れていたので、次また詰め詰めにしてあるイギリスの予定に備えて、中間にドイツを置いてゆっくりしたのは良い策でした。翌日はフランクフルト空港からロンドンへ向かいます。イギリス編へ続く。

ヨーロッパ周遊旅行: フランス編

大体年一で行っている2週間程度の旅行で、今年はヨーロッパを周遊してきました。いつも通り一人でリュック一つで身軽に回ってきました。今回はフランス、ドイツ、イギリスと巡ってきました。フランスとイギリスがほぼメインで、ドイツは行けるので行ってきたぐらいのおまけ程度でした。

やはりヨーロッパには人生で一度見たいと思っているものが多くあり、かなりきつめな予定を組んでしまい、毎日かなり歩くことのできる自分でも、毎日息が上がるほどの予定を詰め込んでしまいました。

普通の人にはお勧めできない詰め方です。

往路飛行機

今回はヨーロッパに行くのには、Finnairを使ってヘルシンキを経由しました。ビジネスクラスで行きましたが、Finnairのビジネスクラスは座席が動かず、ソファーのように固定されていて、初めてのシート体験でした。

乗ったサービスの感想としては、可もなく不可もなく、普通のビジネスクラスでした。なかなか長距離になるので、広いスペースでゆっくり寝れたことは良かったです。

finnair

ヘルシンキでシェンゲン協定内に入るので、ヘルシンキで入国の検査をしました。今回の旅程ではイギリスに出るまで国境の検査がいらないというのは楽ですね。

特に問題もなく、パリのシャルルドゴール空港まで着きました。

パリ到着

パリに到着してから、パリの市街までを結ぶバスとしてロワシーバスというバスがあったそうですが、最近廃止されたそうです。そのため、現在ではタクシーに乗るか電車に乗るかが主な移動方法のようです。

僕は電車に乗って市街地まで行くことにしました。空港専用列車というわけではなく、普通に市街地を通る列車なので、最初に乗る電車としては、もしかしたら迷いやすいかもしれません。

ホテル到着

ヒルトンパリオペラ

ホテルは便利な場所にあるヒルトンパリオペラというところに泊まりました。大変古い建物ですが、パリの中でも中心駅の真ん前に建っており、立地は大変良いです。サービス、施設の内容は大変悪かったので、僕としては二度と選ぶことはないと思います。

1日目

せっかくビジネスクラスに乗って体を休めてきたので、1日目からフルで観光を始めます。移動はほとんど地下鉄です。紙のペラペラのICが埋めこまれたやつが2ユーロで買えるのでそれにチャージして使います。ゾーン内である限りどこに行っても値段は同じ1回ごとのチケットです。iOS walletにも実はあるんですが、空港との間のチケットと、市内の間のチケットは共存ができないという罠があります。なので市内でも空港でも電車を使う人は、携帯と紙のペラペラのとで分けて持つ必要があります。旅行者に優しくない。

特に休憩もせずホテルに荷物だけ預けてすぐ駅近くのブラッスリーで昼食を食べ、即移動開始。

まずホテルからも近かったのでコンコルド広場に向かいました。普段は誰でも入れる場所のはずなのですが、アフリカ系のイベントがやっていて、入場料がかかるそうで外からの見学のみに留めました。このオベリスクが見たかっただけではある。

コンコルド広場のオベリスク

いまは国際イベントをやっているこのコンコルド広場はフランス革命の舞台でもありました。多数の有名人がここでギロチンで処刑されています。フランス革命といえばのルイ16世、マリー・アントワネットをはじめ、シャルロット・コルデー、ダントン、ロベスピエールら1000人以上がここで処刑されました。かなりの範囲を執行したのはシャルル=アンリ・サンソン。もちろんいまはその影もありません。

これは前に行ったエジプトのルクソール神殿のオベリスクの片方です。土台だけの部分が見えると思います。あげちゃったんですよね。近代エジプトの父と呼ばれたムハンマド・アリーが…しかも本来なら両方…

ルクソール神殿

ここの目的は達成したので本筋のシテ島方面に戻ります。

パリの始まりの地であり、中心の地でもあったシテ島から観光を始めました。みんな知っている有名なものが沢山です。

サントシャペル

最初からきつかった。まず並ぶところが分からないし並び方も分からない。違う列に並ぶと隣にある裁判所の一般傍聴列だったりします。気をつけましょう。

サントシャベル

内部にあるめちゃ小さい階段を登るとここに出ます。聖王ルイ9世が、イエスの茨の冠を保管するためにつくったと言われるシテ宮の一部です。ルイ9世はカトリックから聖人認定された王様なので聖王と呼ばれます。この茨の冠も莫大な金額で購入したらしいですね。攻めて強奪とかはしてないのが聖王らしいエピソードです。そして聖人なので、子孫である自分が武力を振るってもそれは神も認めること、といったように後世には太陽王ルイ14世などに自分の王権の正当性のプロパガンダにもルイ9世は使われることになります。

コンシェルジュリー

コンシェルジュリー

サントシャペルのほぼ隣です。こちらも元王宮、のちに監獄となりました。コンコルド広場で処刑された人としてあげたひとたちが、みな収監されていました。なのでここもフランス革命の有名人の多くが実際にいて、処刑直前の時間を過ごした地ということになります。

マリー・アントワネットの独房は今では特別に扱われています。

マリー・アントワネットの独房

シャルロット・コルデー

監獄の鍵

パンテオン

引き続き歩いてパンテオンに向かいました。フランス国立霊廟といった感じの施設です。途中に日本の漫画専門店らしき店がありました。

ミイラマンガ

でかい。日本も神社にお任せするのではなく、国策として日本の偉人たちを顕彰するのが良いのではないかと思ったけど、墓とか明らかな人ってそんないない…?

パンテオン

ユゴー、ヴォルテール、マリー・キュリー夫妻、アレクサンドル・デュマなどのお墓があります。アレクサンドル・デュマはFate的には巌窟王の作者でもありご本人自身もFakeにも出ていて、本国フランスより今日本でのほうが有名かもしれませんね。言いすぎか。

あとここには有名なフーコーの振り子があります。これで地球の自転をときあかしたんですねえ。動いているものが見られます。

フーコーの振り子

ノートルダム大聖堂

再びシテ島方面へ歩いて向かいます。途中リュクサンブール公園に寄り、パリ市民のみなさんに混じってゆっくりしながら、この日は遅くまで開いているので後回しにしたノートルダム大聖堂に向かいました。

リュクサンブール公園

そしてパリの建築物でおそらくは一番有名な建物、ノートルダム大聖堂に着きました。

ノートルダム大聖堂

火災により12世紀ごろの中世から残っていた部分が消失するなど痛ましいことがありましたが、立派に復帰していました。

notre-dame-de-paris.culture.gouv.fr

パリではかなりの観光施設が時間に厳しい感じなのですが、ノートルダム大聖堂は予約ができても数時間前からということで実質フリーエントリーです。予約は試みましたがcloudflareによる異常に厳しいブロック判定で予約ページにさえ辿りつけなかったので予約なしで行きましたが、列にこそ並んだものの待ち時間的なものはほぼありませんでした。

ノートルダム大聖堂内部

シャルルマーニュの像とノートルダム大聖堂

そして安いブラッスリーで晩飯を食べてホテルへ返ったのですが、思いかえすとここがフランスで一番満足度高かったかもしれない。完全に大衆食堂なのですが、安い早いそこそこうまい。普通のレベルのレストランに行くと前菜だけで3000円ぐらいしますが、ここは1杯の値段かな?と思ってワイン頼んだから一瓶来ます。

Bouillon Chartier 1

Bouillon Chartier 2

初日から詰め詰めでしたが、フランスはずっとこうでした。毎日限界まで歩く。

2日目

この日は朝からずっとルーブル美術館に篭ると決めていた日です。このヨーロッパ周遊の目的のほとんどは、ルーブル美術館と大英博物館です。あとはせっかく行くんだから周りも見とくかというもの。

移動のついでにオペラ座の怪人がいたオペラ座を見て、

オペラ座

テンプル騎士団最後の総長ジャックドモレー火刑の地を見てきました。ここでジャックドモレーは自分を罠にかけた3人を呪い、近く本当にみんな死んでしまったというのが有名ですね。FGOではモレーちゃんズとして登場しています。

ジャックドモレー火刑の地

そして午前中から、夜間開館を利用して9時間ルーブルにこもりました。スケールがでかい。あとやっぱこのピラミッド(美術館入口)は有名なアイコンなので見たときはしびれました。

ルーブルのピラミッド

注意としては、入ったはいいものの、フランスクオリティなのですぐに通行止めにしてきたりします。超巨大なルーブル美術館をプランもなしに周るのは難しいのですが、そのプランは容易に現地スタッフが気分で壊してくるので、とにかく入場したらすぐに目的の翼に1回入ったほうがいいです。1回入れば内部でも移動できるのでなんとかなる。あとメンテナンスの部屋などがあるのは仕方ないのですが、重要な通路になっていることもあり、その場合信じられないほどの迂回をする必要があったりします。それも当日変わりうるのでもうほんとフランスクオリティ。

それはそれとして数々の本物を見られて感動しました。特に決まった角度しか資料では見られない彫刻をあらゆる角度から実際に見られるのが嬉しい。そして超有名彫刻の多くはギリシャやローマのものが多い。アテネでも随分見てきましたが、古代のすごさが異常。写真を載せているのはごく一部です。無限に見られる。

ミロのヴィーナス

アルテミス

アモルの接吻で蘇るプシュケ

グランド・オダリスク

民衆を導く自由の女神

ハンムラビ法典

人頭有翼牡牛像

ジョワユーズ (シャルルマーニュの宝剣)

サモトラケのニケ

モナリザ

混雑はモナリザが別格すぎる。昼間に行ったときは一端諦め、夜間開館の時間に入ってからちょっと落ちついたのでなんとか正面まで行けたぐらいの感じでした。他にも有名作はいっぱいあるけど次元が違いました。そして遠すぎる。全然モナリザに語られる伝説の数々を実感することはできませんでした。モナリザを見にいくんだって思ってルーブルに行く人は価値を感じられないんじゃないでしょうか。この防御ぶり、遠さだと画像で見ても変わらなさそう。ルーブルで一番残念なことでした。

エジプト関係展示はエジプトで山ほど見てきたところだったのでさすがにあまり驚きを得られませんでした。行った価値あったなあエジプト。

帰り際、ルーブル美術館内で、ユニクロがコラボしていました。服は決まったものを着る人なので何も買いませんでしたが、すごい。

ユニクロとルーブル

この日はフランス在住vim-jpの方とルーブル近くのレストランで食事をしました。フランスではとりあえず鴨食っとけば外さないで済むということが分かってきます。

3日目

ヴェルサイユ宮殿

3日目は朝からヴェルサイユ宮殿に向かいました。朝一番の開場と同時でも結構並びます。パリからは電車1本です。しかしさすがに地下鉄と同じ料金では来られません。別の種類のチケットをチャージする必要があるので気をつけましょう。

他の多くの場所もそうでしたが、天井画が多く、見るのも疲れますw

ヴェルサイユ宮殿待機列

ヴェルサイユ宮殿 1

ヴェルサイユ宮殿 2 ヘラクレスの間

ヴェルサイユ宮殿3 アポロンの間 ルイ14世の肖像画

ヴェルサイユ宮殿 4 鏡の間

ヴェルサイユ宮殿 5

ヴェルサイユ宮殿 6 王妃の寝室と隠し扉

ヴェルサイユ宮殿 7

アンヴァリッド (軍事博物館)

フランスの廃兵院。ナポレオンの墓があり、ナポレオンが現人神が如く称えられている施設です。フランス各地でナポレオンは偉人として扱われていますが、なんだか結構意外なんですよね。フランス革命で王を処刑して、やっと手に入れた王のいない時代、王を殺したら殺したで民衆同士で殺しあう恐怖政治になり、その後王政を復活させたナポレオンってフランス人民的には英雄なのかなあと、どういう気持ちで偉人として称えてるのだろうなあと不思議な気持ちになります。フランスが強かったらとりあえずOKなんだろうか…

アンヴァリッド

ナポレオンの墓

エッフェル塔

アンヴァリッドから結構歩いてエッフェル塔に決ました。パリに来たんだから行っておかないとねみたいなノルマ的観光地。スリひったくり頻発ポイントだということで周りを見ていましたが、あまりそういう周りを見ているだけの何もしてないやつみたいなのは見当たりませんでした。取締りが効いたのだろうか。

エッフェル塔

エトワール凱旋門

エッフェル塔を通りぬけ、凱旋門へ向かいました。いいスポットで順番待ちしている人たちがいたため、まるで車が通ってないようなタイミングで写真を撮ってもらえました。

エトワール凱旋門

4日目

モンサンミッシェル

この日は始発からの活動でした。ちょっと遠い。フランスの電車の窓側廊下側の表示って今でも全然分からんのですよね。分かります?

フランスの窓側廊下側表示

年に数度の大潮の日を狙っていきました。旅行の全体の日程を決めてからちゃんと潮の大きな日を選ぼうと思ったら大潮の日があったのは幸運でしたね。

おかげで午前中は完全に沈むモンサンミッシェル、帰るときは完全に水が引いたモンサンミッシェルを見られました。モンサンミッシェル滞在中は引いていく潮の流れも観察できました。電車→バス→バス とのりつぐと一番徒歩は減るんですが、最後のバスはなくても40分ほど歩けばいけて、だんだんと近づく/離れるモンサンミッシェルを見られるのでおすすめです。

モンサンミッシェル 1

モンサンミッシェル 2

モンサンミッシェル 3 干潟を歩かないと辿りつけない創設者の教会

モンサンミッシェル 4 干上がったモンサンミッシェル

沈む宗教聖地つながりという意味で日本の宮島と仲が良いらしく紹介してました。

モンサンミッシェル 5

5日目

ストラスブール

この日はフランス最後の日であり、電車で国境沿いの街ストラスブールに向かい、そのままドイツへ電車で向かいました。

この旅は細かくchatGPTに頼っていましたが、一番chatGPTに頼りきりにはまだ早いとなった日でした。交通機関は大なり小なりあやしいのですが、どう考えても地上に出る時間などを考えず直線距離だけで計算された不可能な乗りつぎを提案してきたので、巨大駅間の乗りつぎがまったく機能せず、余裕を持って組んだという旅程が普通に間にあわず、直前でストラスブール行きの電車をキャンセルしてなんとか次便を確保して乗ることができました。ありがとうtrainline。これないと正直ヨーロッパで長距離電車乗れません。1等車から格安車両へ。ヨーロッパの電車は基本的に遅れるんですが、この時だけは定時発車してました。おかしいだろ。

ストラスブール大聖堂 1

ストラスブール大聖堂 2

ストラスブール大聖堂 3 世界最古クラスの天文時計

ストラスブール大聖堂 4 モーツァルトが演奏したというオルガン

ストラスブール

観光終えて川をひとつ渡るともうドイツ。電車内でパスポートチェックがありましたが、なぜか僕はスルーされました。

そしてそのままフランクフルトへ。つぎはドイツ編です。

RubyKaigi 2026に行ってきた

RubyKaigi 2026に行ってきました。

今回の参加は会社からの出張という形でできました。こういうイベントに行かせてくれる会社に感謝です。 また、今回は会社からRubyKaigiへのスポンサーのみならず、ブースも出展することができました。知名度の向上、交流に大きく寄与してくれたと思います。

ブース出展に際しては会社の皆と企画をしました。我々のサービスはマニュアルの情報共有が主ですが、ただ単にオンラインマニュアルをアピールしても、ブースにいらっしゃる方々の記憶には残らないと思い、函館市の協力をいただき、函館市の観光情報を皆さんにお伝えするという形で、我々のサービスに触れてもらうこととしました。お菓子なども配布も好評で、大変有意義なブースの出展だったかと思います。できれば来年もブースの出展ができればと個人的には思っています。

ブース出展の関係であまり多くの講演を聞くことはできませんでしたが、特に初日のキーノートである @tagomoris のboxについての講演は自身も待望していた機能なので、大変興味深く聞かせていただきました。去年の松山のRubyKaigiでは、@tagomoris とboxの実装をしていたときのデバッグのお話を多少聞いたりしていたこともあり、現在実験的にとはいえ実装されたRuby4が出たときも嬉しく、boxを使って遊んだりしています。

関連して、初日のLTでも @joker1017 のboxを使ってモジュラモノリスを実現するとの内容については特に楽しく聞くことができました。自身としてはそこまでの内容にはまだ踏み込んでいなかったため、今後の実験が楽しみです。初日のLTは皆さんとてもLTらしい内容で全体を楽しく聞くことができました。

2日目、3日目はブースにかかりきりであることが多く、ほとんどの内容を聞くことができませんでした。来年はもっと会社から参加してくれるメンバーを増やして、ブースを出展しつつ、講演ももっと多く聞くことができればと思います。

2日目の夜にはオプティムさんと共催で自社ドリンクアップを開催することができ、多くの方々にご来場いただきました。特にShopifyの皆さんが来てくれたことが大変嬉しく、久しく使っていなかった英語を使ってコミュニケーションを取りました。参加してくれた方々の中には、一度お話をしてみたかった方というのも大変多く、持っていた疑問をぶつけたり、大変有意義な時間となったかと思います。会社としても楽しい場を提供することができ、同時に会社の認知度を上げることにも貢献してくれたと思います。今度のイギリス旅行の際に再会を約束したShopifyメンバーもおり、ホストとはいえ、自分自身も大いに楽しませてもらいました。

函館の食事、観光、温泉は存分に楽しませていただきました。また、開催前日から会期中ずっと各社のドリンクアップなどもあり、大変楽しく交流ができた期間でした。特に五稜郭をはじめ土方歳三関係の史跡を訪問できたのが印象的です。次があるならば、持病の関係であまり飲まないようにしていたお酒をもっと楽しめればと思っています。

空からの五稜郭

五稜郭の桜と五稜郭タワー

土方歳三最期の地

土方歳三たち埋葬の地

寺と教会の並びたつ坂

また来年、宮崎では今年より随分暖かい環境で、楽しいRubyKaigiに参加できればと思います!

プロジェクトヘイルメアリーを読んだ (内容についてはネタバレしないが構成についてはネタバレしているかも)

結構前に @joker1007 さんに勧められたプロジェクトヘイルメアリーを読了しました。

傑作だという話は前からいろんな方向から聞いていたので、面白さについては疑いを持っていなかったものの、じっくり読書する時間はなかなかなく、年末ぐらいから読み始めて、1月ほどかけて上下巻を読みました。

もちろんめちゃくちゃ面白くて、映画化の前に読んでおけてとても良かったです。SF作品ということで、描写に難しい部分が多く、科学的な解説については正直そういうものなんだろうというぐらいにしか理解できませんでしたが、このイマイチふわっとしている脳内描写、状況が映画化で明らかになることがとても楽しみです。

一番強く残る感想はプロジェクトヘイルメアリーを読んで強く思ったのは「構成の上手さ」です。

現在、僕たちがアニメや漫画で触れるものは、いわゆる「フラグ」というものが見えすぎていたりすることが多いと思います。これはもちろん作者たちが意図して大げさにしているものも多いかとは思いますが、フラグが見えすぎていても、構成が見えすぎていても、やはり面白くないものです。フラグは利用しつつも、それを巧みに利用するというものは、最近あまり見てこれませんでした。

中には万能の存在がすべてをひっくり返すような、フラグとは言えないようなものもたくさんあったので、このプロジェクトヘイルメアリーにおいてはそれなりに理由がつけられている、順序が踏まれているということが大変良かったです。この点において久しぶりに物語を読んだという気持ちになりました。

映画は3月20日に公開だそうです。前売りのムビチケはもう購入してしまいました。初日にぜひ見に行きたいですね。

OSSと僕

誕生日の前日ではあるが、最近ダイエットをしているので、つい酒も用意せず、普段通りの節制した食事をしていたところ、なんだかふと思い始めてしまいました。ちなみにPFCバランスも25:20:55で完璧でした。あすけんも100点です。

僕はソフトウェアエンジニアとして20年近いキャリアがあります。そのキャリアとOSSは常に一緒にありました。このキャリアの中では、RubyのMatzやさまざまな言語の作者、さまざま有名フレームワークの作者、有名ツールの作者など世界を変える様々なOSSに対してものすごい貢献をしている人たちとの出会いがあり、逆に何か貢献しているというわけではない利用者というだけの人もたくさんいました。僕も大半のOSSにおいて後者です。

僕は特段、OSSに対して大きな貢献をしているわけではないという自覚があります。とはいえ今日もweztermとCorvusSKKという普段お世話になっているOSSのツールのissueを立てたりコメントをしたり、 昨日もgit-wtというツールに対して小さなPRを出したりしました。 毎年GNUに対して寄付をしたり、その年お世話になったツールを思い浮かべてそれぞれのツールに寄付したりもします。OSSそのものではありませんが、毎年ジミーの写真が送られてきたら、Wikipediaにも寄付をしています。

このように、僕の中でOSSに対する貢献とは、自分の生活に関連することがほとんどです。自分が使っているOSSになにか問題があればPRする、issueを出す。それだけ。何か世界に問うような立派な製品などはありません。OSSとして公開しているツールやgem、エディタのプラグインはあるが、誰にも知られていないようなものしかありません。1つメンテナンスを放棄されたgemを引きついだものは、forkしてから600万ダウンロードを超えていますが、それでも裏側の裏側にあるようなものなので、存在を知っている人はほとんどいないでしょう。せいぜいこんなものです。

OSSに対して大きな貢献をしている人の中には、世界の人々にもっと大きな、強烈な貢献を求める人もいますが、僕はこれでも良いと思っています。個人が小さくてもできることの貢献を積み上げることこそが、より持続可能で、より多くの人の成果を集積できると思うからです。 これはOSSに対して大きな貢献をする人に対して腐すところがあるわけではありません。むしろ彼らは世界を進めている偉大な存在であると思います。ただ、大多数のただ利用者という人たちにもできることがあると言いたいのです。

OSSの貢献のほとんどは利用している人にも世間の人にもほとんど知られることはありません。かつて話題になったopensshのように世界中で使われている、まさに世界のインフラと化しているものでも資金が集まらないということも珍しくありません。はっきり言って世界は技術者のボランティアに依存している状態と言っても過言ではありません。利益をあげている企業には世界を支えるOSSに対してもっと還元してほしいものです。

とはいえ、一方でOSSと世界への貢献で有名になる人も多数いるのももちろんです。先ほどのMatzなどの有名な言語作者たち、LinuxのLinusなどあげればきりがないでしょう。これらのように有名にならなければやる意味がないのかというと、またそうでもないでしょう。その人たちの努力は確実に世界のためになっています。

僕はvim-jpというオンラインのコミュニティによくいますが、そこに仲良くしている人のうちにccusageの作者である@ryoppippiもいます。彼は様々な苦労の中、ccusageを作り、コスト計算機能が特に重要だったときは、彼は寝る間を惜しんでアップデートをしているのを見ていました。その成果や彼の対外メディアの出演などにより、彼自身も有名人となり、さまざまなチャンスに恵まれることもあるようです。僕は彼のような行動をすることはありませんが、彼のことはすごいやつだなと思って見ていました。彼の成果物は確実に世界のためになりましたし、また彼自身のためにもなったのです。

特にまとまりのない散文を書いてきましたが、何が言いたいかというと、OSSに関わっている、利用している人たちがOSSに貢献するということに対して大きなハードルを感じていることは知っていますが、多くの人は特に大きな利益があるわけでも苦労があるわけでもなく、ただ気が向いたときに関わればいいと思うのです。それは十分OSSの、また世界のためになるし、そして時に大きな貢献をすれば思いもよらないチャンスもあるかもしれません。

最近は生成AIによりコーディングはより身近になりました。あなたも今この世界を支えるOSSから多数の恩恵を受けてきたはずです。自分の生活に関わることから何か貢献してみませんか?

スタディスト在籍エントリ

入社エントリを書かなきゃいけないなと思いながら1年半経ってしまったので在籍エントリとして出します。

私は今、株式会社スタディストに在籍し、技術基盤チームのチーフをしています。

現在はフルリモートでの職場が減っていると聞きますが、現在でも我々はフルリモートを前提として開発チームを構成しています。会社は東京にありますが、私自身も神戸在住です。割とよくある「実際は出社しなくちゃいけないんでしょ」ということもありません。3ヶ月に1回開発チームは集まっていますし、全社総会も半期に1回ありますが、本当に来ない人は来ません。そしてそれでも特に空気がおかしくなるということもありません。僕よりも前から在籍している、もう何年もいらっしゃる方でも、CTO交代イベントの時に初めてお見かけした方もいました。ちなみにその方は出社しない方として皆さんに知られており、初めて会ったという方が何人もいらっしゃったぐらいです。ちなみに出社したい方は毎日オフィスに行くことも可能です。実際によく出社している人もいます。

開発チームは基本的に「いいやつ」が揃っているチームだと思います。困った時に進んで助けてくれる方が何人もいます。私からの視点ではカルチャーマッチでもかなり気にして人柄は見られており、その結果の現れだと思います。技術面としては、その時々欲しいチームにより求めるレベルは異なりますが、少なくとも仕事や技術に真摯であれば何らかの機会があると思います。

私の仕事としては、技術基盤のチーフとしてチームのリーダーということになっていますが、組織図上、私のチームの構成員は私一人だけになっています。そのため、一人でさまざまな仕事をしますが、基盤の整備作業や大規模なリファクタリングなど、多くの人手を要するものは人員調整が発生しています。採用は頑張ってはいますが、なかなか即弊チームの一員として採用できる人というのはいないのが現実です。そのため現在は特にバックエンドに強い興味がある転職先をお探しの方はぜひ私にお声がけいただければと思います。13年もののrailsアプリケーションはなかなか強敵で、成長したスタートアップでありながら、なかなかダイナミックな仕事ができると思います。

以前、タイミーさんの広報を拝見して、本を自分のものにできるという学習支援がありましたが、弊社でも以前からそのような施策があり、望んだ研修に行けるような制度もあり、もちろんrubykaigiなどにも会社として参加することができます。私もすでに何度も会社に支援してもらって、本を買ったり、研修に行ったり、rubykaigi、地方rubykaigiに出たりすることができています。ここ数年、Rubyに関わる仕事ではなかったため、この施策のおかげもあり、スタディストに入ってから多くのRuby界隈の友人と再会することができました。

弊社のサービスは主に製造業、小売業、運輸業などの方々のためということもあり、我々プログラマー間では知名度がないのが現実です。今まで知らなかったから話聞いてみたいという方、ぜひお待ちしています。一緒に働きませんか。