ストレスレスチェアショールーム大阪に行ってきた

PC作業には後傾するほうが良いというのは3年前にクルーズ&アトラスを買う前から思っていたことなんですが、最近はさらに後傾にしたくて、足の裏を床につけるよりオットマンに放りだすのが自然な姿勢になりたいと思っています。後傾姿勢をサポートするものはいまだ少なく、たまに新しい商品がないか検索しては今のクルーズ&アトラスで限界かと思っていました。

shishi.hatenablog.jp

後傾姿勢というとまず上記記事でエンジニア座りとして言及している座り方が腰に問題だと言われることがあります。他にも仙骨座り、社長座りなど様々な言い方があります。どれもヘルニアや、さらに車椅子などでは褥瘡の原因にもなるとされています。

shinkoiwa-shisei.com

carenote.jp

どれも圧力のかかり方が問題であることが言及されています。

一方、オカムラの研究では後傾のほうがPC作業に向くとされているようです。

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また、基本的にワーキングチェアがサポートする前傾姿勢というのは立位などより腰にかかる負担が高いことも分かっています。

つまり、圧力のかかり方に問題ないように後傾で座れれば理想のようです。

本題に戻ると、ワーキングチェアの範疇で探しているからだめだったのだということを以下の記事で理解しました。

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椅子を飛びこえて介護用ベッドしか選択肢はないか…?と思っていたぐらいだった自分にとっては結構な青天の霹靂でした。以前に天井付近にディスプレイつけてみたこともあって、完全に寝っぱなしになると不健康具合が上がりすぎて良くないと理解していたこともありました。

そういう経緯でストレスレスチェアを調べてだいたいの買いたい商品の検討をつけ、大阪のショールームに行ってきました。大阪駅至近でアクセス便利。

上記記事の影響もあって、ストレスレストーキョー、もしくはオフィス向きとされているもので低座に向いてそうなストレスレスメトロオフィスというのを目当てにしていきましたが、ショールームにあったほぼ全ての椅子に座らせてもらって一番の候補としたのはストレスレスレノクラシックというリラックスチェアでした。

shop.stressless.com

ストレスレストーキョーにはキャスターのついてるバージョンもあったのですがこちらはなし。ただ話に聞いてみたところではこの脚部にキャスターを付けて使われる方もいらっしゃるとか。

当然ながら後傾すると普通は目線も持ちあがります。しかし首はヘッドレストにもたれつつ自然に目線は前に残したいと思っていたところ、自分の座った感触だとそれができるのがストレスレストーキョーとこのストレスレスレノでした。店員さんは「頭を残す」と表現されていました。そういう言い回しをするものなのかもしれません。そのうち、ストレスレストーキョーのほうが首の角度が若干持ちあがりすぎる感触があり、店員さんにもそれを指摘されました。あとひじかけ部がストレスレスレノの方が心地良く、しかも大きいので、これはErgodoxを加工なしでそのまま乗せられるぞ…となったこともポイントでした。手を前に伸ばすのも不自然な姿勢といえばそうなので、できるだけ体に近づけたい。

デザインとしてもストレスレストーキョーのほうがスッとしてかっこいいというのもあったのですが、ストレスレスレノは昔からの代表作品ということで、デザインとしては少しもっさりとしたところがあるものの、座ってみてやはりこちらを選ばれる方も結構いらっしゃると説明されました。

その後座面の高さの計測や搬入の際の問題など、訪問した甲斐のあることを教えていただき、直接販売はしていないとのことだったのでパンフレットをもらって帰りました。ちなみに大阪のショールームはオープンして1年目だそうです。仕事で使いたいという方はあまりいらっしゃらないということでした。現在東京のショールームは移転による閉鎖中で大阪のものが日本に唯一のショールームなので興味のあるみなさんも是非行ってみてください。座ってみてイメージがよりしっかりしました。

なおストレスレスレノの方が良さそうと言っておいてなんですが、ストレスレストーキョーオフィスは現在キャンペーン中だそうです。めちゃくちゃお得。

ストレスレストーキョーオフィスキャンペーン

そして今まで何度かあったそうなんですがこんなイベントも近々あるそうで、そこで購入を決めてしまうか中古を検討するかで今迷っています。

sale.heyagoto.com

ワーキングチェアで叶えられない要望ならワーキングチェアじゃなくせばいいじゃないというのは良い発想の転換でした。