結構前に @joker1007 さんに勧められたプロジェクトヘイルメアリーを読了しました。
傑作だという話は前からいろんな方向から聞いていたので、面白さについては疑いを持っていなかったものの、じっくり読書する時間はなかなかなく、年末ぐらいから読み始めて、1月ほどかけて上下巻を読みました。
もちろんめちゃくちゃ面白くて、映画化の前に読んでおけてとても良かったです。SF作品ということで、描写に難しい部分が多く、科学的な解説については正直そういうものなんだろうというぐらいにしか理解できませんでしたが、このイマイチふわっとしている脳内描写、状況が映画化で明らかになることがとても楽しみです。
一番強く残る感想はプロジェクトヘイルメアリーを読んで強く思ったのは「構成の上手さ」です。
現在、僕たちがアニメや漫画で触れるものは、いわゆる「フラグ」というものが見えすぎていたりすることが多いと思います。これはもちろん作者たちが意図して大げさにしているものも多いかとは思いますが、フラグが見えすぎていても、構成が見えすぎていても、やはり面白くないものです。フラグは利用しつつも、それを巧みに利用するというものは、最近あまり見てこれませんでした。
中には万能の存在がすべてをひっくり返すような、フラグとは言えないようなものもたくさんあったので、このプロジェクトヘイルメアリーにおいてはそれなりに理由がつけられている、順序が踏まれているということが大変良かったです。この点において久しぶりに物語を読んだという気持ちになりました。
映画は3月20日に公開だそうです。前売りのムビチケはもう購入してしまいました。初日にぜひ見に行きたいですね。