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大規模サービス技術入門を読み直した

読み直したシリーズ。当時の仕事は規模や負荷がそんなでもない、というかフロントエンド側なのになぜか気になって読み直した。

本書はソーシャルゲームを始めとしたアクセスが膨大なウェブサービスはどのように設計されているかについてハードウェアやら実際のプログラミングやら現場やらについて書かれた本である。調べてみるともう約7年前の本…

本書に書かれていることは多くが今や当たり前のようになっているけども、当たり前ながら以前は多くの試行錯誤だらけのことの上に成り立っている。本書は僕を含め多くの人が阿鼻叫喚を上げながら積み上げてきたことのエッセンスが記されており、今の当たり前がなぜかを知るという意味で、今でもとても有用な本の一つであると思う。

本書は広く話題を扱っており、大規模サービスに触れる人への入門として良書であると思う。ある程度バックエンドに親しんだ人にも触れたことがない話題もたくさんあるだろう。著者が日本のウェブサービスが大規模になっていく黎明期において試行錯誤してきたことを覗けて、ある意味読み物としても面白い。

本書は良く必読の技術書としてあげられていることが多いように思うけども、僕も賛成する。どこまで基礎を知っておかなければいけないかというのはこの際置いておいて、本書は個人的にちょうど良いのではないかと思う。基礎は応用の源泉であり、基礎を知っておかなければ応用する発想自体が出てこなくなると思っている。とはいえCPUの原理とかまで納めていると時間が果てしなくかかるので割り切りが必要なのであるが、とりあえずバックエンド設計の基礎としてとりあえず知っててほしいと思うことがこの辺だからである。能力と時間のある限り、知らなくても良いということはそんなにないと思うので、興味を持ったらもっと広く深く学習すべきだとは思う。

プログラマーに広くおすすめできるので読んだことない人は是非。