アルゴリズムとデータ構造を読んだ

アルゴリズムとデータ構造

アルゴリズムとデータ構造

アルゴリズムとデータ構造についておすすめの本を聞いてみたらおすすめされたので買って読んでみた本。 いわゆる名著ではあるがいかんせん古い。古典の部類。原著著者は超有名人である。

ニクラウス・ヴィルト - Wikipedia

アルゴリズムとデータ構造について振り返りたく読んでみたのだけど、とても古い。訳書(本書)の初版が1990年、原著は1975年!なお、本書は新訳らしく別の更に古い訳本があるらしい。 古くて何が困るかというと、サンプルコードはまあ擬似コード的にごまかして読むにしても、バブルソートが泡立ち分類と訳されるなど訳語のセンスにだいぶ乖離感があるのがつらかった。

言葉遣い的にもなんだか読みにくいなあと思ってしまい、途中で投げてしまいそうな危機感が出てきたので本の内容には疑問を持たず、とりあえず全部流して読むことにして通読した。本書をさらったことを土台にして、

アルゴリズムイントロダクション 第3版 第1巻: 基礎・ソート・データ構造・数学 (世界標準MIT教科書)

アルゴリズムイントロダクション 第3版 第1巻: 基礎・ソート・データ構造・数学 (世界標準MIT教科書)

なんかを読んで理解を深めていこうと思っている。

あまりちゃんと読めてないのでこうすごかったとも言いにくいんだけども、木構造とハッシュについてはすごくしっかり語られている印象を受けた。他で疑問に思ったときに参照すると理解が深まったりするかなあなんて思っている。他にもベーシックな配列等基本的なデータ構造、ソート、再帰などに触れられている。数学的な論拠を逐一示しながら進むので、数学好きな人は嬉しいのかもしれない。